ふくしま学力向上委員会

2018.06.26

理科が好きになる勉強法は?

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「理科が苦手」「理科が嫌い」というお子さんを"理科好き"にしたいという保護者の方は多いのではないでしょうか?
今回は、「理科が好きになるにはどうしたらいいか?」についてお話しします。
理科の魅力や押さえておきたいポイントを知ることで、お子さんにとって楽しくて夢の教科に変わるはずです。
中学生はもちろん、小学生のお子さんを持つお母さん、お父さん、要チェックです!

理科が好きになるポイントは、「興味を持つこと」!

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お子さんが理科を好きになるポイントは、とにかく「興味を持たせること」。
子どもたちは小さな頃から、自然科学に対して「なぜ?どうして?」という疑問を持っています。
そこで大切なことは、日常生活や学校の授業で不思議に思ったことについて、"知りたい"と思わせることです。
子どもたちは、自分が興味を持ったことに対しては自ら学習したりできるものです。
この探究心を引き出すことが、理科の学力を向上させることにつながります。
興味や関心から入ると、理科はとても楽しいものになります。
調べることでわかることがあり、そこから想像力が広がります。
私が子どもの頃、理科に興味を持ったきっかけは、『ドラえもん』です。
なぜ、引き出しの中に人が入れるの?中はどうなっているの?と思ったことが始まりです(笑)
「興味を持つこと」が始めの一歩になります。

中学理科で押さえておきたい単元は?

「中学1年」
化学は気体の生成。
たとえば、「どうやって酸素をつくるのか?」など物理は光・音・力です。
地学は火山・岩石・地層などの目には見えるけれど、調べたことのないもの。
これらは、わかることで楽しみが広がります。

「中学2年」
化学は科学反応や化学変化です。
物理は電気回路などの問題で、オームの法則など、式を覚えることが多くなります。
あと、磁界があります。
フレミングの法則は有名ですね。
「電磁力って何?」という疑問も出てくると思います。
地学は天気です。雲にしても10種類もあるんです。

「中学3年」
化学はイオン。
物理は運動エネルギー。
地学は天体です。
これらに対して興味を持つことが、理科が好きになり、成績向上にもつながります。
興味を持ったことは忘れにくいものです。
一部分でも強く興味を持って勉強していたのであれば、その部分は覚えていることが多いのです。
つまり、興味を持った部分=学んでいる部分、覚えている部分になります。
そういう部分が多いほど、受験でも有利です。

「抵抗って何?」と聞かれたら、「砂利道」と答えます。

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中学2年の理科の授業で習う「オームの法則」は、電流・電圧・抵抗の求め方ですが、一見すると難しい話になりそうで、法則と聞いただけで苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、私はわかりやすく"砂利道"に例えて説明することにしています。

舗装された道路が2本用意されているとします。
そこに"抵抗"という砂利道の区間があります。
ものすごく大きい粒の砂利道と小さな粒の砂利道があったら、あなたは自転車でどちらを通りたいですか?
きっと「小さな粒の砂利道」と答えると思います。
それによって、小さい抵抗の道を通る電流が多いということがわかると思います。

日常生活でも理科のおもしろさを体感できる。

お子さんがまだ小さな場合は、まずは自然にたくさん触れさせましょう。
キッチンやお風呂、お庭、外出先や公園、買い物しながらなど、日常生活の中にはさまざまな現象を体験する機会があります。
お子さん自身の目や手を通して感じたことや「なぜ?」などの疑問に対しての気づきによって得たものは、本当の知識として身に付くはずです。

ご家庭でもあたたかく見守りながら、想像力を伸ばしてあげましょう。
スポーツでも将棋でも、若くして成功している方は、興味を持って突き進んでいる人たちが多いと思います。
お子さんが興味を持って取り組み始めたら、ぜひ褒めてあげてください。

お子さんの思考を温めて、「想像力と好奇心」で理科を楽しもう!

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理科の授業で教えることの難しさは、3Dのものを2Dでやらなければならないことです。黒板に書く時はどうしても2Dになるので、生徒さんたちのイメージや想像力が重要になってきます。そこで大切なことは、わからないことや興味を持ったことは、どんどん学校の先生や塾の先生、保護者の方に聞くことです。
最初にお話ししましたが、「なぜ?どうして?」が理科を好きになる第一歩で、その言葉が多いお子さんほど、興味や関心が高いのです。
お子さんに尋ねられたら、一緒に考えてあげたり、図鑑など調べるためのツールを示したり、みんなで話し合ったりするのもいいですね。私も疑問にはきちんと答えてあげたいと思っています。

ふくしま学力向上委員会より一言

なんとなく「理科が苦手」になってしまうお子さんも多いようです。
そうならないためには、興味を持って理科に向き合うことが大切なようです。
お母さんやお父さんも、お子さんたちが興味を持てるような環境をつくり、好奇心を大切にしてあげてください。

高校入試での理科は、基本がしっかり定着しているかどうかを確認する内容が多いようなので、楽しみながら理科を学んで知識として身に付ければ高得点も狙えます。
中学生はもちろん、小学生も楽しく勉強をがんばりましょう。

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