ふくしま学力向上委員会

2019.07.27

2020年、福島県立高校入試制度が変わる!

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夏休みが終わり、受験生にとっては勝負の時!
あのとき勉強しておけば良かったと後悔しないためにも、しっかり計画を立てて勉強を継続していきましょう。

今回は、現在の中学3年生の入試から大きく変わる「福島県高校入試制度」についてお話しします。保護者の方も気になっているのではないでしょうか? 新たな入試制度に向けての心構えが大事なので、お子さんと一緒にチェックしてくださいね!

2020年の高校入試は、3月に実施する「前期選抜・後期選抜」へ!

新しい入試(選抜制度)は、今までの「I期選抜・Ⅱ期選抜・Ⅲ期選抜」から、「前期選抜・後期選抜」に変わります。
「前期選抜」は、さらに「特色選抜」と「一般選抜」に分かれます。特色選抜と一般選抜は併願することも可能です。
「一般選抜」では、5教科のテストを受ける学力検査を重視しながら、内申書(調査書)や面接などで合否が判断されます。
「特色選抜」では、各高校が志願してほしい生徒像を示し、学力検査や内申書(調査書)以外にも、面接や小論文などで合否が判断されるようになります。
つまり、「特色選抜」は今までのⅠ期選抜、「一般選抜」は今までのⅡ期選抜のような方式で、「前期選抜」として統合されました。

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2020年の場合、学力検査は3月4日(水)に実施されます。
特色面接・特色検査、一般面接は3月4日の学力検査終了後、または3月5日、3月6日
に実施されます。※詳しくは福島県教育実習委員会のwebページをご覧ください。

志願者全員が「学力検査」を受検!

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今までのⅠ期選抜では、「学力検査を受けなくていい」とか「早めに受験が終わってゆっくりできる!」といった声もありました。しかし、これからは、受験生は全員、同じ学力検査を受けなければなりません。学力がないと、特色選抜でも合否に影響が出るので、しっかり5教科を勉強しておきましょう。
また、「後期選抜」は今までのⅢ期選抜と同じようなものなので、「前期選抜」の結果が出たあとに、定員割れをしている高校から出願先を選ばなければなりません。だから、出来るだけ早く志望校を決めて目標に向かって前進することが大事なのです。

3月実施で、入学後の学力に差がなくなる!

今まではⅠ期選抜で合格した生徒さんの場合、高校入学まで1ヵ月以上もありました。その間、合格した生徒はⅡ期選抜を受験する生徒に比べ、勉強に対するモチベーションはどうしても落ちてしまいます。そうするといざ高校に入学した時に、Ⅰ期合格者とⅡ期合格者では学力に差が出てしまうということもあったのです。それは、Ⅰ期選抜のデメリットだったのではないかと思います。
2020年の入試制度の変更によって、同日に特別選抜を受験する生徒も学力検査を受けて、同じように入学式を迎えることで学力向上も期待できると思います。中学校の3年間で学ぶことは、高校の学習の土台になるので、しっかり定着させて入学しましょう。これが、本来あるべき姿なのかもしれません。

受験時期が変わって、受験対策も万全になる!?

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前期も後期も3月に試験を実施することで、受験勉強に取り組む期間が長くなります。これは、受験対策の時間が増えるというメリットがあります。また、入学時期とも近いので、学力に差が出ず、中学で学んだことを高校の学習に生かすことができます。
受験対策として大事なことは、定期テストや外部の模擬テストをなるべく多く受けること!そして、目標設定をすること。学校での定期テストに加え、新教研などの外部テストを受けることで、自分の実力と位置を確認することができます。
私は、テストを受けている時に一番学力が上昇していくと思っています。だから、できるだけ多く受けることを推奨しています。

ポイントは、「志望校を早めに決定すること」

保護者の皆さんがお子さんと一緒に取り組んでほしいことは、できるだけ早い時期に志望校を決定することです。決定したら、高校ごとの出願の条件を確認し、お子さんに一番合った選抜方法を確定させましょう。
志望校が決まれば、出願条件に合った資格の取得や活動実績を積むことができると思います。目標は高く持ち、逆算して"理想と現実のギャップを埋めていくこと"が大事です!
テストを通して、苦手を克服することも重要なポイント。毎日学習する習慣を早く身につけて、入試に向けてしっかり準備をしてください。

ふくしま学力向上委員会より一言

入試制度が変わることで、学力が一層重視されることとなります。「特別選抜」「一般選抜」のどちらを選ぶにせよ、早い時期に志望校を決定し、目標に向かって進むことが大事になってきます。保護者の方も新しい高校入試制度を理解し、お子さんをサポートしてください。大きな変更となるポイントを押さえ、受験に向けてしっかり準備していきましょう!

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