高校受験通信

2019年11月09日

定義と手順②

10月19日の原稿では、「勉強」の定義と手順についてはっきりと意識している方は少ないのではないか、と書きました。「勉強しなさい」と言われ、「はい」と即座に勉強に向かう中学生のお子様は皆無といってよいのではないか、とも書きました。中学生にとっては保護者様と「勉強」に関する話は最も避けたい話題です。と同時に、ごく一部の成績優秀者を除いて「勉強」に関しては悩みを抱えているものです。

「勉強」に関して親子で話す機会があれば、是非「定義」と「手順」に関してお話しして下さい。仮に次の定期考査が目標なのであれば、それまでに「定義」=何をするべきなのか、「手順」=どのように進めていくべきかを親子で話せればよいのですが、中学生にとっては最も嫌な時間となってしまいます。そこで、学校から計画表が配布されると思いますので、そちらを作成する際に前回の反省と共にお子様に考えてもらうのが良いと思います。

本稿ではすべてを書くスペースがありませんので、「手順」について若干記しておきたいと思います。テスト日時から逆算して計画を立てると思いますが、直前期に特定の科目にばかりに時間をかけていないでしょうか。実は多くの中学生が同じ状況に陥っています。直前期に時間を奪われるが、得点向上には結びつかない科目がある、という状況を繰り返さない。直前には時間をかけた分、得点向上に結び付く科目を勉強するように「手順」をかえてみましょう。

朝日新聞福島県版 2019年11月9日掲載

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