高校受験通信

2019年12月14日

集中力について②

10月12日の記事で集中力について書きました。集中力を高めるポイントは、集中を妨げるものを遮断することです。勉強に不必要なものを「目に付くところに置かない」「手に届くところに置かない」、「勉強に無関係な音をならさない」といったことを書きました。集中できている=1つのことだけをやっている、と考え、勉強以外のものをすべて遮断するようにしましょう。

今回は、さらに集中力を増すことを書きたいと思います。それは「歩くこと」です。科目や単元によりますが、歩きながら勉強することは非常に効果的です。理由は血流が増加することと、眠気を追い払えることです。特に受験勉強において、「眠気が最大の敵」と感じている生徒は多いのではないでしょうか。

歩きながら勉強することには向いている科目があります。それは暗記科目です。暗記科目を勉強している際に眠くなる、そんな時には歩きながら勉強してみましょう。まずは椅子にすわって暗記するべきものに取り組んでください。その後、反復する際には立ち上がって歩きながら暗記に取り組みます。その際、黙読よりも音読をするようにします。「視覚」だけではなく、「聴覚」も同時に刺激することで、暗記をはかどらせます。

ご家庭での会話で「暗記が苦手」「暗記は眠くなる」といったことが話題のぼった場合、歩きながら音読するという方法を伝えてみて下さい。特に定期考査前の貴重な勉強時間を居眠りに使ってしまっている場合、もしかしたら大きな成績向上の第一歩となるかもしれません。
 
朝日新聞福島県版 2019年12月14日掲載

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