高校受験通信

2020年03月07日

一夜漬けその2

2月29日の記事で髙橋が一夜漬けについて書きました。「干渉効果」が原因で、先に覚えたことが、後から入ってきた情報に影響を受けて混乱する、あるいは忘れるという主旨の記事でした。本日はそこから一歩進んで一夜漬けならぬ「毎夜づけ」をおすすめしたいと思います。

端的にいうと、寝る直前30分間を毎日暗記にあてる、ということです。記憶が定着するのは寝ている間、と言われます。加えて、受験勉強において大切とされるのは短期記憶ではなく長期記憶ですが、短期記憶から長期記憶にかえるには繰り返しが必要です。毎晩そのために使うことにより、長期的に見て受験勉強がはかどることになります。

長期記憶にするためには忘れかけたタイミングで行うことがよいと思います。完全に忘れていることであれば、反復にはなりませんのでそうなる前に行うのが良いでしょう。どのタイミングで行うのが良いのかは個人差がありますが、1度目の暗記からまずは1週間後に行ってみましょう。確認しながらタイミングを前後させ、自分にとって最も効果的な間隔を探してみましょう。

2回目の確認の際に覚えられていた場合は、さらに長期記憶として定着させるために1か月後を目安に確認を行ってみましょう。そこで覚えていられれば、長期記憶として定着している可能性が高いと言えます。覚えられていなかった場合には、タイミングを変えるか回数を増やしてみましょう。

朝日新聞福島県版 2020年3月7日掲載

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